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シャガール リトグラフ
ホームシャガールMarc CHAGALLシャガール、Marc Chagall オフリトグラフ 「ダフニスとクロエー」
商品詳細

シャガール、Marc Chagall オフリトグラフ 「ダフニスとクロエー」

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1977年
( 1961年のオリジナルの後、1977年ドイツで刊行された作品
発行者はGeorge Braziller Inc.)

      題名:316. クロエーの接吻
CHLOE'S KISS


技法:オフセットリトグラフ
          
      サイズ:32x24cm

1961年のオリジナルの後、1977年ドイツで刊行れた作品、発行者は誉れ高いGeorge Braziller Inc.

オリジナルに遜色なく再現された作品です、


実際1961年の作品と並べて比較しても大きさ以外の違いを見つけるのは難しいくらいです。
もちろん、光沢の仕上げではありません....

◇今回はシートのみの販売になります、
額装の画像はイメージのみの目的でご覧下さるようお願い申しあげます








額装イメージ↓↓
額の外寸:52x44,5cm

☆ご希望により額装を承ります!

アップ画像の仕様で額装代金4千5百円(税込み)+送料
額の在庫状況により、発送に5日ほどかかる場合があります.....



<場面の解説>

羊飼いのドルコーンと、どちらが男前が勝るかという争いでクロエーの裁定をうけてダフニスが勝者となり、見事にクロエーからの接吻を受け取ったダフニスだが.......

 予期せぬ事態に陥ってしまった、今まで経験のない苦しみのような切なさ.....

クロエーのブロンドの髪、パッチリと開いた大きな眼、山羊の乳よりも白い顔……これらが、まるで今まで目が見えなかったのではないかと思うほどに、美しさが目に映るのであった。

こんなことがあってから、食事も喉を通らず、無口になり、山羊の面倒も忘れ、笛は捨ててしまい、顔色は夏草よりも蒼ざめていく状態.........

 ただ、クロエーとだけはよくしゃべっていた、しかし独りになると途端に変わってしまう。

ダフニスは悩む 「あのクロエーの接吻は僕をどうしてしまったんだろう....?   

   もしかして接吻の前にクロエーは毒でも飲んでいた?....しかし、もしそうならクロエーも死んでいたかもしれないし.......

  僕はこれまで仔山羊にも生まれたての犬にも接吻した事があるけれど、今度のような(クロエーとの接吻)接吻は初めてだ……

    息は弾むし、胸はドキドキする。

       気も滅入ってくる...しかし、それなのにもう一度接吻したいと思うのだ。......」   




Marc Chagall(1887-1985)


1875年 ロシア、ヴィテブスクに9人兄弟の長男として生まれる。
1900年 4年生の公立学校に入学。(同級生にオシップ・ザッキン)
1907年 サンクトペテルブルグの美術学校に入学。
1909年 レオン・バクストの美術学校で学ぶ。
1910年 パリに赴き以降5年間滞在。
1915年 母が病死。 ベラと結婚。
1923年 再びパリに戻る。
   ロシアではアバンギャルドな作品を制作したが、パリでは「愛」の表現へと変わる。
1941年 第二次世界大戦勃発、ナチスの迫害を避けアメリカへ亡命。
1944年 同郷の妻ベラがアメリカで病死。
1947年 パリへ戻る。
1950年 フランス国籍を取得。
1952年 ユダヤ人女性のヴァランテイーヌ・ブロッキーと再婚。
1960年 エラスムス賞を受賞。 当時の文化大臣でシャガールと親交のあったアンドレ・マルローはオペラ座の天井画を依頼する。
1964年 オペラ座の天井がを完成。
1966年 17点の連作「聖書のメッセージ」をフランス国家に寄贈。
1973年 シャガール、86歳の誕生日、ニース市に「国立マルク・シャガール美術館」が開館。
1985年 ニースに近いサン=ポール=ド=ヴァンスの墓地に眠る.....

他の写真
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